ブルーノート、プレスティッジ、リヴァーサイドを
俗に日本では三大ハードバップ・レーベルと呼んでいるが、
この全てに録音を残しているミュージシャンは少ない。
では、上記にサヴォイを加えて四大レーベルにしたらどうなるか、
と考えると、人数は益々絞られ、片手にさえ余ってしまうかも知れない。
ここで紹介するジョン・ジェンキンス は、たった半年間で
その全部に吹き込みを経験している実に貴重なひとりである 1957年3月にシカゴからニューヨークにやってきたジョン・ジェンキンス は
ハンク・モブレー やジャッキー・マクリーン との
レコーディングを終えた後、8月に初リーダー作である本作を制作した。
確かにこの作品の冒頭を飾る「フロム・ジス・モーメント・オン 」におけるプレイひとつとっても
スピード感たっぷりのフレージングといい、立ち上がりの鋭い音色と言い、圧巻の一言に尽きる。
しかしこの年の秋頃からジョン・ジェンキンス の吹き込みは途絶えてしまう。
ハードバップ界の写楽 と言われる所以である。
1990年になって彼はクリフォード・ジョーダン・ビッグバンドの一員として
約30年ぶりにニューヨークのジャズ界に復帰したものの、程なくして亡くなったという。
ジョン・ジェンキンス・ウィズ・ケニー・バレル
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ジャズアルバム紹介 ジョン・ジェンキンス・ウィズ・ケニー・バレル/ジョン・ジェンキンスを加筆修正。
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